料理研究家伊藤華づ枝先生の「基本の和食」レシピ ~ 筑前煮 ~
材料(4名分)
- 干ししいたけ(中~小)
- 8枚
- にんじん
- 1/2本
- れんこん
- 300g
- 鶏もも肉(大)
- 1枚(300g)
- 板こんにゃく
- 1丁(250g)
- サラダ油
- 適量
- しいたけの戻し汁+水
- 400ml
- しょうゆ
- 大さじ4
- 本みりん
- 大さじ7
- 砂糖
- 大さじ1
- 手まり麩(生麩・あれば)
- 4コ
作り方
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1. 干ししいたけを水で戻します(戻し汁を使います)。
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2. にんじんは皮をむいて乱切り、れんこんは皮をむいてにんじんよりも大きめの乱切りにします。
れんこんを水から入れて茹で、沸騰して2分後ににんじんを入れます。
1分間茹でて水に取ります (茹ですぎないように注意します)。 -
3. 鶏もも肉は12等分にそぐように切ります。熱湯の中に入れて表面の色が変わったら、すばやく水に取ります(霜降り)。
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4. 板こんにゃくは碁盤目に切り込みを入れ、16等分に切ります。熱湯で下茹でをし、水に取ります。
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5. 鍋に油を入れ、1.~4.を炒めます。しいたけの戻し汁で煮て、アクを取ります。
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6. 5.が沸騰したら中強火で20~25分間煮ます。途中で<A>の調味料を加えます。煮汁がほとんどなくなるまで煮て、照りよく仕上げます。
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7. 6.を器に盛り、煮汁の一部で下煮した手まり麩を添えます。
※写真には青味(きぬさや)を添えました。
<華づ枝先生の美味しい和食を作るポイント>
料理をおいしく作るコツは、食材・味付け・風味付けを大切にすることです。
食材は、基礎調味料にも断然こだわります。
良い調味料は、料理をおいしく仕上げるために欠かせないものです。
九重味淋の「本みりん」は、家庭料理を格上げする「主役」と言っても過言ではありません。